クライアントに「実写と同じクオリティじゃないとCGは利用しない」と言われるケースはありませんか?
そのときクライアントは「リアルさ」を求めていないと考えて良いと思います。
金属が金属として見えるリアルは当然の要素で、求められているのは「カメラマンとしての見せ方/感性/テクニック」です。広告で利用するなら、「商品を魅力的に見せることができるCGクリエイターにお願いしたい」、「数多くのカメラマンを選ぶのと同じようにCGクリエイターを選びたい」、そんな声が広告代理店や製造メーカーの宣伝部から多く挙げられています。
「もっと品質を上げて」と要望を受けたとき、多くのCGクリエイターが答えるのが「CGソフトのスペックについて」です。しかし、多くの場合はCGのリアルさだけではなく、「表現力」を求められています。
「こんなアングルないよね」「CGのクリエイターは話が通じないんだよね」というような声を聞くことも多くなってきました。
それもそのはずです。CGクリエイターで撮影知識を持っている方は、ほとんどいません。これまで、どの教育機関や書籍でもCGクリエイターに正しい撮影知識を教えることはなかったのですから、要求されていることに答える知識/技術を持っていない方がほとんどなのは、当然のことなのです。
しかし、問題の解決策は見えています。
「カメラマンのノウハウとCGの技術を結びつけること」、つまり「撮影知識をCGに取り入れる」それができれば、クライアントが求める表現力に一歩近づくことができるのです。
「撮影知識をCGに取り入れる」、この考え方を導き出したのは、以下のような実証結果がもとになっています。
実証1 どうも魅力的にならないビジュアルをディレクションしたときに、カメラマン的立場で再度見てみることにしました。そうすると間違った作り方をしてバランスを崩し、ビジュアルの魅力を半減させていることがわかりました。CGクリエイターの方にその間違いを指摘することでバランスの良い写真に仕上がりました。
実証2 CGクリエイターに、カメラマンがアングル/ライティングの指示を出しました。とたんに広告的になって、商品が魅力的に見えました。
実証3 CGを選考している学生ではなく、写真学科の生徒にデザインビズ(高品質な3DCG写真制作)に必要なCG技術に絞ってCGオペレーション方法を学習してもらいました。魅力的なビジュアルが仕上がり、写真として評価することができました。
このような実証結果は、当社がこれまでCGクリエイターとしてではなく、画像処理のディレクターとしてビジュアル全体の制作に携わってきたからこそたどり着けたと考えています。これからデザインビズ(高品質な3DCG写真制作)を行うクリエイターに求められるのは、間違いなく「表現力」で、「ビジュアル全体を見る力」です。 「3DCGで作る広告写真講座」では、過去に当社が試行錯誤を重ね、導き出した 「撮影知識をCGに取り入れる方法」の一つをわかりやすくお伝えしていきます。表現力向上の一歩ではありますが、大きな成長に繋がります。他のクリエイターに差をつける、その一歩をこの講座で掴んでください。
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